私が初めて洋菓子を見たのは、母の手作りのシュークリームでした。
ふわっと膨らむその不思議さに心惹かれ、気付けば東京のホテルでパティシェとなり、フランスにも2年間学びに行きました。
しかし、世界のVIPへのお菓子作りから、私の子供達へのお菓子を作ろうと決心し、ここ神戸・北六甲の山の街で洋菓子店ボンポアンを始めることにしました。目の前は六甲山の山並みが広がり、のんびりとした住宅地の中にボンポアンはあります。
ここで子供達に安心して食べてもらえるお菓子作りの試行錯誤が始めり、25年が経ちました。そして今もその途中です。
安心で美味しく愛情あふれる・・・。あの母の手作りのお菓子の味をいつまでも追及していきたいと思っています。
人を笑顔にできるもの。それがボンポアンのお菓子です。
どこにでもあるお菓子ではない。口に入れた瞬間、ふっと笑顔になってしまうそんなお菓子だけをボンポアンは目指しています。
それはシェフ佐田貴士の良い材料への執着心と、手を抜かない丁寧すぎるほどの作り方。味覚に対する自信と誇り。お菓子に対する情熱。
これらがひとつの形になって、ボンポアンのお菓子となります。お客様を笑顔にするお菓子を目指して日々努力しています。
【小さな努力 その①】
作りたて、新鮮さがボンポアンの生命です。
ショートケーキに使うスポンジはその朝焼き上げたばかりのものです。手を抜かない仕事をします。
【小さな努力 その②】
余計なものは混ぜない。
生クリームは乳100%のものだけ、植物性のホイップクリームは混ぜていません。
焼菓子に使うバターにもマーガリンやショートニングは混ぜません。
【小さな努力 その③】
材料から自社生産。
現在ボンポアンが作っているフルーツのシロップ漬けは9種類。
洋梨、レモン、パイン、オレンジ、グレープフルーツ、チェリー、イチジク、クランベリー、レーズン、などです。
【小さな努力 その④】
香料ではなく、天然を。
プリンに使う天然バニラもマダガスカル産。そのバニラビーンズを漬け込んで、自家製バニラシュガーを作っています。
可能な限り、本物を使います。
【小さな努力 その⑤】
どんなご要望にも沿うラッピング技術。
ピアノの発表会に、還暦のお祝いに、ご用途に応じてリボンやお花を選び、贈られる方の想いをお届けします。
【小さな努力 その⑥】
いつでも笑顔の接客を。
おもてなしできたでしょうか。ボンポアンに来て良かったと思っていただけたでしょうか。
100%のお客様満足度をめざして 、お店に立っています。